くくりの部屋
成分献血、弁膜症

成分献血と軽い心臓弁膜症、健康維持の献血センター①

先日、約10年ぶりに献血をしに行きました。随分長い間、献血から遠ざかっていましたが成分献血が気になり、献血センターに行って来ました。

過去の記録は15回、献血車を見かけては200mlの全献血をしていました。

妊娠中は造血剤を飲んでいましたが、出産後あまりにもしんどいので、病院に行ったら、低血圧でしんどくて、産後にしては血液の回復が早く血は男並みにあると言われ、調子に乗り、そこから献血してみようという気になり暫く続けていたと言うのが始まりです。

暫く献血をしなかった理由の一つに、献血車では400mlの全血献血のみが対象となる事が多くなってきたことで、献血が出来なくなってきた事です。 200mlは輸血の際にそれだけ多くの人の血が入るため、輸血される方のリスクを考慮し、400mlをより集められているのだとか。今は、献血センターでは、少ないながらに200mlを集められていて、20才以下の方にお願いしているそうです。

もう一つ遠ざかった理由は、なんとなく体調が優れなくなったことで、病院で色々調べてる内に、軽い心臓弁膜症が見つかったからです。

少し話はそれますが、弁膜症は意外と誰にでも起こり得る病気で、心電図ではなかなか見つけられないため、人間ドック等で心臓エコーをした時に意外と多く弁膜症が見つかるそうです。

元気な人が、若くして心臓が原因で亡くなられるのは、知らずにいつの間にか弁膜症になっていたのではないかと思います。

私の弁膜症の具合は、とても小さい穴が、左右の弁に僧帽弁と 三尖弁に空いていて逆流性の弁膜症レベルは1です。私の場合はどうやら生まれつきかもね と言われたので、大変驚きました。(もちろん心臓エコーでないと全くわかりません、しかも、いまだに会社の定期検診で引っ掛かった事はありません)

今までの疲れやすさや、体力のなさはもしかしてそのせいかと納得し、治療といっても薬治療を始めたので、暫くの間献血からは遠ざかっていました。

数年間薬治療を続けていましたが、私は血圧もどちらかと言えば低い方だったにも関わらず、処方されていた薬が ワーファリンではないですが血をさらさらにする薬(血圧を下げる作用もあり)、それと浮腫をとる利尿薬

これを一生飲み続けるのか…とある時疑問に思い、病院を変えて見ていただいた所、今の状態では薬は不要と仰って頂き、徐々に薬から離れる事ができました。心臓は悪くなれば治ることが無いのですが、心臓の肥大と血圧が高くならないようにするのと、年に一度のエコー検査わすると言うのが注意点です。

そんなこんなで薬離れをして、なんとなく献血したいなぁと思い、体調管理も兼ねて献血生活に戻ってきました。

初めての献血センター

実際のところ、人見知りと言うか場所見知りする私、献血に行くのもちょっと勇気がいりました。

  • 献血センターはどんな流れになってるんだろう
  • 成分献血は心電図をとるかも ってブログに書いていた人もいたけどどうなんだろう
  • 飲み物飲み放題って、あんまりバカスカ飲んでたら、変に思われるかな
  • 献血中、献血後に気分が悪くならないかなぁ

等、ちょっぴり不安でした。

なんでも最初の一歩って勇気が要りますよね。

今回私が行った成分献血とは血漿(けっしょう)、と血小板の二種類があります。血漿は比較的保存の日持ちがするのと血小板は日持ちがしないので、血小板の成分献血は朝一番でないと受付が終わっていることがあり、私は午後から行ったので、その日は血小板は終了しており血漿の成分献血となりました。

日本赤十字社より

■ 血漿

【性状】約90%は水分で、固形成分は約10%。固形成分の主なものは血液凝固因子、グロブリン、アルブミンなどのタンパク質です。この他、無機塩類、糖質、脂質を含みます。

【働き】組織呼吸の結果できた炭酸ガスを肺へ運び、空気中へ放出します。また栄養成分を体内の各組織へ運び、そこで生じた代謝老廃物を腎臓から排出したり、血圧の保持に役立ったりしています。

■ 血小板

【性状】血液1μLに約14~36万個。大きさは直径約2~3μmで円盤状です。

【働き】血管の損傷部位に血栓をつくり止血する作用をもっています。

素人考えですが、血漿は体の老廃物を取り去ってくれるような、血小板はドロドロ血の原因のドロドロ血を減らしてくれて、減った分どちらも2,3日のうちに新しいものに再生される

デトックス?。という感覚になっています。

成分献血の簡単な流れ

  • 受付に声をかける
  • 荷物をロッカーに入れる(慣れたら先でもいいかも)受付をし簡単な説明と血圧測定、問診を受ける(フードコートでもらう呼び出しブザーをもらう)
  • 荷物をロッカーに入れる(慣れたら先でもいい)
  • 先生の問診を受ける
  • 血液検査と腕を1分間肩まであげておけるかの検査
  • 心電図を受ける(心電図は成分献血が初めての場合はするそう)
  • 献血

ロッカーは自分で暗証番号を覚えさせるタイプのものですが、手順を間違えて開かなくなってしまいましたが、それは全然大丈夫らしいです。皆さんよくされるそうで、センターの方が直ぐに開けて下さいました。

私の場合は弁膜症が気になっていたので、最悪断られるかもと思っていましたが、今は薬を飲んでない事と血液の常態が良いのでOKでした。

初めは緊張しますがとりあえず、ドアを開けて受付のお姉さんに声を掛けると、とても親切&丁寧に説明をしてくださるので安心です。

飲み物(無料)は献血が始まるまでに2杯は飲みましょうと書いてあったので、カルピスを2杯飲みましたが、献血中看護師さんが入れ替わり立ち代わり手厚く看護してくださり、飲み物も減ってはおかわりを持ってきてくださり、至れり尽くせり。いくら無料とはいえ、夏でもないのにそんなに飲めません(笑)。

成分献血は一旦血を抜いて遠心分離機にかけて必要成分だけ取り除いて、再び血液を体内に戻すのですが、その際血が固まらないように薬を入れるのですが、合わない方もいますが、私はなんとなく体全体の血がさらさらになった気がして体が軽くなったきがします。

良かった点

  • 究極のボランティアができる
  • なぜか体が軽くなり、なんとなく翌日調子が良かった
  • 無料で血液検査ができる(主婦の方には良いかも)
  • ジュースが飲み放題、帰りにお菓子がもらえる
  • イベントの日に行くとマッサージや手相、占いなどが無料で受けられる
  • 健康管理が出来る

私は終わりのほうで、左足の中指がツリはじめて、グーバーグーパーで指を動かし乗りきりましたが、気分が悪くなる方が中には居て、無理には勧められませんが、そう言う場合は直ぐに看護師さんが対処して下さるようになっています。 とにかく初めての場合は看護師さんが常に気を配ってくださいます。

まとめ

成分献血は癖になりそうです。結果が直ぐわかることと、2週間たては直ぐにまた献血が出来ることから、体調管理に役立つこと間違いなし。

健康的なダイエットに活用できるかもです。